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整理整頓の基本収納機能

よく耳にすることば「収納」・・・訓読みすると「おさめる」を二度繰り返しているところからも人間の整理整頓への強迫観念が伝わってきます。そもそも人間の体には五臓六腑が完璧な配置で収まっており、生きているだけで収納ができているので、外界が多少乱雑でも別に良いのでは?と思う気持ちもあるのです。しかし、体と部屋は表裏一体であり、部屋が汚いとストレスになって内臓にも支障をきたしかねません。書類の山や物が入ったままの袋が散在している光景が視界に入るたび、胃のあたりに不快感を覚えることがしばしばです。どうして自分の部屋は片付かないのでしょうか?「いつかやる」と自分に言い訳し続けた結果、収拾がつかなくなってしまったのが最大の原因ですが、「見慣れる」というのも良くない気がします。乱雑な状態が当たり前の風景として脳に刷り込まれ、麻痺して何とも思わなくなってしまうのです。堆積物の多くを占めているのが手紙などの思い出グッズ。老後の楽しみに・・・と思うとなかなか捨てられません。いっそ、思い出の品は数秒間ずつビデオに録画し、現物は思い切って処分してしまうのが良いかもしれません。不要な物を捨てた後は必要な物を収納する作業に入っていくわけですが、収納術の本を開くと、ペットボトルを切って小物入れにしたり、下着を四角くなるようにたたんだり、あらゆるところにラックやフックを取り付けたりと、気の遠くなるような技が紹介されていて、自分には絶対無理だと思い知りました。そういえば親も片づけが苦手だったのでもう遺伝のせいにするしかないかもしれません。

環境保護と家具の関係

商業施設や公共施設の家具はどんなに丁寧に作っても、家具の寿命にかかわらず私設の都合で廃棄処分になていく。要するに使い捨てされる家具ばかり作っていたわけです。それに違和感を覚え、やはり個人宅で長く大切に使ってもらえるものを作りたいと強く思ったんです」こうしたアンチテーゼから、北の住まい設計社の基本理念が生まれます。「資源を大切に、永く使える本当の木の家具」をコンセプトに、1985年、北海道の廃校に工場を設立。1926年に建てられた古い建物を工場として再生し、そこで現在は35人いる家具職人が、すべて手作業でひとつひとつ木の家具を製作しています。物づくりに対する確固たる理念と職人の高度な技術によって、北の住まい設計社=「永く使える上質な木の家具」という認識が広まり、幅広い世代の人々に支持されるブランドに。家具だけでなく、オーダーキッチンなど家づくりの分野においても、木の魅力を理解するファンを増やしています。また、カタログ「kagu-book」にも、物づくりに対する真摯な姿勢が表れています。商品だけでなく木に関する丁寧な解説、職人の技や家具のメンテナンスまで網羅した内容は、読み応えも充分。「今は北海道の木だけでなく輸入材にも頼っていますが、ゆくゆくは北海道に広大な森をつくり、国産材だけで作りたい。そこから職人の手で、世代を越えて使われる家具を生み出す。それが森林資源に恵まれた北海道に生まれた人たちの理想ですね。

老舗の重みを感じるインテリアショップ

フォルムアッシュプラスバーンの前身は、1988年にオープンしたインテリアショップ「オレンジバーン」。パイン材の家具や白いタイルなどカントリーテイストが全盛の当時、そのなかでもナチュラルで洗練されたインテリアショップとして若い女性や主婦を中心に人気を博します。その後1997年に、オレンジバーンとは対極にあるミニマムスタイルのショップ「アッシュコンテンポラリー」がオープン。イタリアンデザインのものを中心にモダンな家具を扱い、こちらは高感度な男女に支持される店を目指しました。この2つのショップが2000年に統合し、新たに「フォルムアッシュプラスバーン」となったのです。もともとオレンジバーンの母体が設計事務所であるため、家具のみならず、住宅や店舗のリフォーム、設計、施工まで手がけることができ、「住まい」をトータルで考える人々に人気を呼んでいます。そのコンセプトは、「ナチュラルホームスタイル」。徹底して自然素材にこだわり、テイストにかかわらずシンプルで洗練された家具や建築を提案。そのクオリティの高さは、インテリアに目の肥えた感度の高い人々をも満足させる仕上がりです。「どんなに流行が変わっても、家具や家づくりにおいては、自然素材の素晴らしさを生かすことが大切であり、それを生かす機能の充実も必要だと思っています。もちろん今をかんじさせながらも飽きのこないデザインが重要であることは言うまでもありません。これからも、あれこれ欲張らず、家具が家に溶け込んだような一体感のある住空間を極めていきたいですね」